西村友里 オイルパステル展
2011.10.24~11.5
岡崎市籠田町24

シュ(種)を残せない植物たちの哀歌
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育てる植物の環境があまりにも厳しいと思われる。
昨今、人間の都合、利益だけのために植物の種まで
脅かされ続けている。
遺伝子組み換えの脅威が計り知れないことは、言うに及ばず。
私たちが消費している野菜、眺めている花壇の花はほとんどは
F1という一代交配種。
種を採っても、その種(シュ)を残すことはできない、
一代限りの植物のことである。フォーミュラワン・デハナイ!
同じ種類の野菜、花を手にするには、育てる人が〝苗〟を買い続けること。
一代限りの植物にも種はできても役立たない、必要ないということ。
それが当たり前という時代。
不可解である。
経済が豊かではない国へ種子を援助し、農業支援。
しかし、種は採れない種(シュ)である。
乾燥した土で貪欲に水を吸う性質の植物を支援する国際団体。
次年もまた、種子の援助。あるいは購入。
これもまた不可解。
戦後、日本で麦栽培が衰退していったのも、
輸入した麦(風土に合わない)を育成することを奨励されたからだという。
植物を育て種を採り、次の年もその種を蒔くことが、なぜできないのか。
その大地で育ち、その地の経験をした種は、
そこに住む生物に必要な恵みがきっと記憶されているだろう。
そんな自然で素朴な命の営みが、もう私たちの手に届かないことになっている。
固定種の存在や必要性を知ること。
ほんとうのこととは何か。
まずはすべての植物へ想いを寄せ、有難う。
と、いつも心で感じることにしよう。
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INTESTINE 腸=血液のゆりかご
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自らの体内で起きている真実を知ることが
できないのは、なぜだろう。
社会的欺瞞にどれだけ翻弄されたら、
自身で真実を知ること、感じること、気づくことが
できるようになるのだろう。
『血液は腸で作られるということ。
造血場所は骨髄ではない。
血液は細胞になり、細胞が血液にもなる。
そして、食べ物そのものが
腸でまずは血液に変化(ヘンゲ)している』
(*千島学説、森下医学を参考)
奇跡的事実を感じることができるように、
病もあるのかもしれない。
真実に気づくには様々な迷路が
用意されているようだ。
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