Yuri Nishimura exhibition
ギャラリー「T-BOX」にて2001年4/16〜22日個展で展示した作品の一部です








うたたねのうた


光と物語・1

光と物語・2

光と物語・3

光と物語・4

光と物語・5

光と物語・6

光と物語 ・7

光と物語・8




* * *


「光と物語」は12点の連作。

描き貯めたものではなく、個展に出す準備に

これらの作品を描いたのは2001年3月から4月にかけて。

思いつきで、月の連作を描き始めた。

内的宇宙を探るイメージ作業を意識の中で重ね、描いていくと、

月のイメージから、気付けば、子宮の中のようなイメージへと、

一枚毎、徐々に移行しており、そうした一連の表現になった。

月は移動し変化する。卵子もまた、移動し変化する…。


「 意識と光…その物語。〜終わりと始まり〜 」


この作品を描き上げる頃、くしくも母方の祖母の死期と重なってもいた。

内なるイメージ創作を探るほどに、「生と死」、宇宙のリズム、日常や人生の出来事と、 重なることがある。

二次元と三次元の中にある逆理。

描きあげてから、改めて、また気付いたこと。